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2026.06.02

嫌いになりたいわけじゃない

親の介護で、家族との関係で、苦しくなったことはありませんか?

先日、ヘルパーさんが来る予定の日でした。

認知症の義母は予定を忘れて出かけてしまい、 私は探し回ることになりました。

こうしたことは珍しくありません。

認知症なのだから仕方ない。

頭ではわかっています。

携帯電話に何度も連絡し、やっとつながった義母に帰宅を促し、 ヘルパーさんやケアマネジャーさんへの連絡も行いました。

その日の昼休みは、あっという間になくなってしまいました。

正直、疲れました。

でも、私がつらかったのは、その出来事そのものではありません。

本当は、「ごめんね」の一言が欲しかったのです。

介護をしていると、親に腹が立つことがあります。

兄弟姉妹との温度差にモヤモヤすることもあります。

夫婦で意見がぶつかることもあります。

介護でつらいのは、介護そのものだけではないのかもしれません。

家族だからこそ期待してしまう。

家族だからこそわかってほしい。

そして、家族だからこそ感情がぶつかってしまうのだと思います。

私は最近、改めて感じています。

親しい仲だからこそ、「ありがとう」や「ごめんね」 は言葉にして伝えることが大切だと。

言わなくてもわかるだろう。

家族だから当然だろう。

そう思っていても、言葉があるのとないのとでは大違いです。

そしてもう一つ。

介護は一人で抱え込まないことも大切です。

ケアマネジャーさん、ヘルパーさん、地域包括支援センター。

時には家族以外の力を借りることも必要です。

他人の力を借りることは、決して手抜きではありません。

むしろ、大切な家族を嫌いにならないための工夫だと思うのです。

私は、義母を嫌いになりたいわけではありません。

家族を嫌いになりたいわけでもありません。

ずっと良い関係でいたいのです。

だからこそ、感謝や謝罪は言葉で伝えること。

そして、一人で抱え込まないこと。

介護を続ける中で、そんなことを改めて感じた一日でした。

 
 
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