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2026.06.18

「いつか会おう」では、遅いこともある。

「会おうね。」

そんな言葉を交わしたまま、何年も会わずに終わってしまうことはありませんか。

昨年、久しぶりに高校時代の友人と会いました。

実はその数か月前、高校の同窓会に誘ったところ予定が合わず、「また東京へ行く時に会おうね」とメッセージを送り合っていました。

すると、そのわずか数週間後。

「秋に群馬へ行く予定があるけど、都合どう?」

と連絡が来たのです。

「こんなに早く会えるなんて思わなかった!」

そう伝えると、彼女はこんな話をしてくれました。

大学時代の友人を亡くしてから、「会おうね」で終わる“会う会う詐欺”はやめようと決めたこと。

会いたいと思ったら、その場で予定を決めるようにしていること。

その言葉を聞いた瞬間、私の40歳の頃の後悔がよみがえりました。

高校時代の同級生。

年賀状に何年も「病気を患っています」と書かれていたことが気になり、思い切って連絡をしました。

すると、がんと闘っていることを教えてくれました。

「新潟へ会いに行くね。」

約束をして日程まで決めました。

でも、その直前に娘が風邪をひいてしまい、約束をキャンセルすることに。

その後まもなく彼女は入院。

「お見舞いに行きたい。」

そう伝えると、

「病院ではなく、外でお茶ができるようになったら会おう。」

そう返事をくれました。

その約束は叶いませんでした。

子どもは同い年。

誕生日も二日違い。

まだまだ生きたかっただろう。

子どもの成長を見届けたかっただろう。

そう思うと、今でも胸が締めつけられます。

会えなかった後悔。

そして、もっと生きたかったはずの彼女の想い。

私はその時、「悔いのない人生を生きよう」と心に誓いました。

それなのに。

年月が経つうちに、私自身も「また今度ね」「近いうちにね」と、いつの間にか“会う会う詐欺”をしていました。

友人の言葉で、そのことに気づかされたのです。

それからは、会いたい人には自分から声をかけるようになりました。

海外に住む友人が帰国した時も、「まだ日本にいる?会おうよ!」と連絡を取り、この一年で三度も会うことができました。

来週は奈良で友人たちと会う約束があります。

今回は、遠方に住む友人にも声をかけました。

「遠いから大変かな。」

そんな迷いもありました。

でも、誘わずに後悔するくらいなら、誘ってみよう。

そう思ったのです。

今日、私は高校の同窓会のため東京へ向かいます。

高校時代は話したこともなかった人たちと、今では昔からの友達だったかのように笑い合える。

同級生って、本当に不思議な存在です。

「会おうね。」

その一言で終わらせるのではなく、

「いつ会う?」

そんな約束を、一つずつ増やしていきたいと思います。


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