2026.07.05

「捨てなきゃ」が、片付けられない理由かもしれない

「片付けなきゃいけないのは、分かっているんです」
そんな言葉を、これまで何度も聞いてきました。
分かっているけれど、できない。
やった方がいいことも、いつかはやらなければならないことも、 本人が一番よく分かっているのだと思います。
それでも動けないのは、なぜなのでしょう。
もしかしたら、
「片付ける=捨てる」
になっていることも、その理由の一つなのかもしれません。
まずは、友達になる
先日、知人と話をしていた時のことです。
90歳を過ぎたご家族が、片付けはもちろん、 これからのことについても何も準備をしようとしない、 という話になりました。
私は思わず、
「じゃあ、私がお話ししに行きますよ。私、 お年寄り得意ですから」
と言いました。
もちろん、本当にお会いしたとしても、
「片付けましょう」
「これからの準備をしましょう」
と、いきなり言うつもりはありません。
まずは、お話をしてみたい。
どんな人生を歩んできたのか。
何が好きで、何を大切にしているのか。
そんなことを聞きながら、その方のことを知りたいと思います。
何かをさせようとする前に、まずはその人を知る。
初めましての方には、まずは友達になるような気持ちで向き合う。
そんな関係から始めることで、その方が本当に困っていることや、 大切にしていることが、 少しずつ見えてくるのではないかと思っています。
「捨てろと言わないから好き」
長くお付き合いしているお客様から、 こんなことを言われたことがあります。
「小曽根さんは、捨てろって言わないから好き」
その方は、ご自分でもよくおっしゃいます。
「捨てないとですよね」
きっと、分かっているのです。
私も正直に言えば、もう少し手放せたら暮らしやすくなるのにな、 と思うことはあります。
でも、今できないのなら、その方にとっては、 今がその時ではないのかもしれません。
大切にしてきた物には、その人にしか分からない思いがあります。
周りから見れば不要な物でも、 本人にとっては簡単に捨てられない物もあります。
だから私は、無理に捨ててもらうことが、 片付けだとは思っていません。
できることなら、自分で納得して手放してほしい。
そう思っています。
背中を押すということ
「早く片付けた方がいい」
「元気なうちに始めた方がいい」
「家族に迷惑をかけないように準備した方がいい」
どれも、間違ってはいません。
でも、正しいことを言われたからといって、 人はすぐに動けるわけではありません。
本人だって、分かっている。
分かっているけれど、できないから困っているのです。
そんな人に必要なのは、 さらに正しいことを言うことではないのかもしれません。
「捨てなくても大丈夫ですよ」
「まずは、できるところから考えてみましょうか」
そんな言葉で、動けなくしているものを一つ取り除くことが、 最初の一歩につながることもあります。
背中を押すというと、 後ろから力を加えて前へ進ませるようなイメージがあります。
でも、無理に押したら、かえって動けなくなることもあります。
まずは、その人を知る。
話を聞く。
そして、その人自身が「やってみようかな」と思った時に、 一緒に最初の一歩を踏み出す。
無理強いはしない。
でも、きっかけはつくる。
それが、くらととのスタンスなのだと思います。
<こちらも読まれています>
「転ばぬ先の杖は、親子げんかの始まり?」
https://mbp-japan.com/gunma/kuratoto/column/5224386/
「「まだ大丈夫」は、私も言っている!?」
https://mbp-japan.com/gunma/kuratoto/column/5227185/
「嫌いになりたいわけじゃない」
https://mbp-japan.com/gunma/kuratoto/column/5225042/
そんな言葉を、これまで何度も聞いてきました。
分かっているけれど、できない。
やった方がいいことも、いつかはやらなければならないことも、 本人が一番よく分かっているのだと思います。
それでも動けないのは、なぜなのでしょう。
もしかしたら、
「片付ける=捨てる」
になっていることも、その理由の一つなのかもしれません。
まずは、友達になる
先日、知人と話をしていた時のことです。
90歳を過ぎたご家族が、片付けはもちろん、 これからのことについても何も準備をしようとしない、 という話になりました。
私は思わず、
「じゃあ、私がお話ししに行きますよ。私、 お年寄り得意ですから」
と言いました。
もちろん、本当にお会いしたとしても、
「片付けましょう」
「これからの準備をしましょう」
と、いきなり言うつもりはありません。
まずは、お話をしてみたい。
どんな人生を歩んできたのか。
何が好きで、何を大切にしているのか。
そんなことを聞きながら、その方のことを知りたいと思います。
何かをさせようとする前に、まずはその人を知る。
初めましての方には、まずは友達になるような気持ちで向き合う。
そんな関係から始めることで、その方が本当に困っていることや、 大切にしていることが、 少しずつ見えてくるのではないかと思っています。
「捨てろと言わないから好き」
長くお付き合いしているお客様から、 こんなことを言われたことがあります。
「小曽根さんは、捨てろって言わないから好き」
その方は、ご自分でもよくおっしゃいます。
「捨てないとですよね」
きっと、分かっているのです。
私も正直に言えば、もう少し手放せたら暮らしやすくなるのにな、 と思うことはあります。
でも、今できないのなら、その方にとっては、 今がその時ではないのかもしれません。
大切にしてきた物には、その人にしか分からない思いがあります。
周りから見れば不要な物でも、 本人にとっては簡単に捨てられない物もあります。
だから私は、無理に捨ててもらうことが、 片付けだとは思っていません。
できることなら、自分で納得して手放してほしい。
そう思っています。
背中を押すということ
「早く片付けた方がいい」
「元気なうちに始めた方がいい」
「家族に迷惑をかけないように準備した方がいい」
どれも、間違ってはいません。
でも、正しいことを言われたからといって、 人はすぐに動けるわけではありません。
本人だって、分かっている。
分かっているけれど、できないから困っているのです。
そんな人に必要なのは、 さらに正しいことを言うことではないのかもしれません。
「捨てなくても大丈夫ですよ」
「まずは、できるところから考えてみましょうか」
そんな言葉で、動けなくしているものを一つ取り除くことが、 最初の一歩につながることもあります。
背中を押すというと、 後ろから力を加えて前へ進ませるようなイメージがあります。
でも、無理に押したら、かえって動けなくなることもあります。
まずは、その人を知る。
話を聞く。
そして、その人自身が「やってみようかな」と思った時に、 一緒に最初の一歩を踏み出す。
無理強いはしない。
でも、きっかけはつくる。
それが、くらととのスタンスなのだと思います。
<こちらも読まれています>
「転ばぬ先の杖は、親子げんかの始まり?」
https://mbp-japan.com/gunma/kuratoto/column/5224386/
「「まだ大丈夫」は、私も言っている!?」
https://mbp-japan.com/gunma/kuratoto/column/5227185/
「嫌いになりたいわけじゃない」
https://mbp-japan.com/gunma/kuratoto/column/5225042/






