2026.09.20

「片付けよう」の、その前に。

今、実家の片付けについてのセミナー資料を作っています。
どこから手をつけたらいいのか。
どうやって進めたらいいのか。
そもそも、親は片付ける気になってくれるのか。
実家の片付けを考え始めたとき、 そんなところで立ち止まる方も多いのではないでしょうか。
先日、知人に協力してもらい、プレセミナーを開催しました。
終わったあとには、率直な感想や意見をたくさんいただきました。
それをもとに資料を見直した結果、前回の資料で残ったのは、 たった2枚。
ほぼ全部、作り直しました。
「実家の片付けについて、何を一番伝えたいのだろう」
改めて考えながら作り直していくと、 やっぱり最初に伝えたいことがありました。
そこは、親の家の
久しぶりに実家へ帰ると、以前より物が増えている。
収納には物がいっぱい。
使っていないように見える物もたくさんある。
「これ、いつか全部片付けることになるのかな」
「いざ処分することになったら大変だな」
そんなふうに感じることもあると思います。
子どもから見れば、
「もう使っていないよね」
「今のうちに少し減らしておいた方がいいんじゃない?」
「これを全部残されたら困る」
と思う。
でも、親本人はどうでしょう。
今の家でご飯を食べて、眠って、テレビを見て、 いつもの毎日を送っている。
多少使いにくいところがあったとしても、 それが長年続いていれば、本人にとっては「いつもの暮らし」 です。
子どもは、困る未来が見えている。
親は、今それほど困っていない。
実家の片付けが難しい理由のひとつは、 ここにあるのかもしれません。
いきなり「片付けよう」から始めなくてもいい
子どもは心配だから、
「これ捨てていい?」
「これはもう使わないよね」
「少し片付けようよ」
と言ってしまいます。
でも親からすれば、自分は今までこれで暮らしてきた。
子どもには「何とかしなければ」と見えている家も、 親にとっては、いつもの自分の家です。
だから、
いきなり「片付けよう」でもない。
いきなり「全部片付けよう」でもない。
まず、親がどう思っているのかを聞いてみる。
困っていることはないか。
使いにくくなったところはないか。
気になっている場所はないか。
そこから始めてもいいと思います。
そして、「片付けたくない」と言われたら、 少し待つことも選択肢のひとつです。
それでも、何もしないということではありません。
一緒にできることはないか。
ここだけならできないか。
小さなところを探してみる。
最初から家全部を片付けなくてもいいのです。
正解より、その人に合う方法を
整理収納には、いろいろな方法があります。
でも、実家の片付けでは、「きれいに収納すること」や「 物を減らすこと」だけがゴールではないと思っています。
親には親の暮らし方があり、子どもには子どもの心配がある。
どちらかを押し通すのではなく、
「この人だったら、どうしたら続けられるだろう」
と考えてみる。
一度で全部終わらなくてもいい。
少し話ができた。
一か所だけ一緒にできた。
「また今度やろう」と言えた。
それだって、実家の片付けの一歩なのだと思います。
100人いたら、100通り。
片付け方だけではなく、始め方も100通り。
今、セミナー資料を作りながら、 そんなことを改めて考えています。
<こちらも読まれています>
『100人いたら、100通り。』
https://mbp-japan.com/gunma/kuratoto/column/5236244/
『「違うよ」と言わなくて済むように。高齢の親のゴミ分別を仕組みで支える』
https://mbp-japan.com/gunma/kuratoto/column/5236016/
『「誰に頼めばいい?」の、その先も。』
https://mbp-japan.com/gunma/kuratoto/column/5235355/
どこから手をつけたらいいのか。
どうやって進めたらいいのか。
そもそも、親は片付ける気になってくれるのか。
実家の片付けを考え始めたとき、 そんなところで立ち止まる方も多いのではないでしょうか。
先日、知人に協力してもらい、プレセミナーを開催しました。
終わったあとには、率直な感想や意見をたくさんいただきました。
それをもとに資料を見直した結果、前回の資料で残ったのは、 たった2枚。
ほぼ全部、作り直しました。
「実家の片付けについて、何を一番伝えたいのだろう」
改めて考えながら作り直していくと、 やっぱり最初に伝えたいことがありました。
そこは、親の家の
久しぶりに実家へ帰ると、以前より物が増えている。
収納には物がいっぱい。
使っていないように見える物もたくさんある。
「これ、いつか全部片付けることになるのかな」
「いざ処分することになったら大変だな」
そんなふうに感じることもあると思います。
子どもから見れば、
「もう使っていないよね」
「今のうちに少し減らしておいた方がいいんじゃない?」
「これを全部残されたら困る」
と思う。
でも、親本人はどうでしょう。
今の家でご飯を食べて、眠って、テレビを見て、 いつもの毎日を送っている。
多少使いにくいところがあったとしても、 それが長年続いていれば、本人にとっては「いつもの暮らし」 です。
子どもは、困る未来が見えている。
親は、今それほど困っていない。
実家の片付けが難しい理由のひとつは、 ここにあるのかもしれません。
いきなり「片付けよう」から始めなくてもいい
子どもは心配だから、
「これ捨てていい?」
「これはもう使わないよね」
「少し片付けようよ」
と言ってしまいます。
でも親からすれば、自分は今までこれで暮らしてきた。
子どもには「何とかしなければ」と見えている家も、 親にとっては、いつもの自分の家です。
だから、
いきなり「片付けよう」でもない。
いきなり「全部片付けよう」でもない。
まず、親がどう思っているのかを聞いてみる。
困っていることはないか。
使いにくくなったところはないか。
気になっている場所はないか。
そこから始めてもいいと思います。
そして、「片付けたくない」と言われたら、 少し待つことも選択肢のひとつです。
それでも、何もしないということではありません。
一緒にできることはないか。
ここだけならできないか。
小さなところを探してみる。
最初から家全部を片付けなくてもいいのです。
正解より、その人に合う方法を
整理収納には、いろいろな方法があります。
でも、実家の片付けでは、「きれいに収納すること」や「 物を減らすこと」だけがゴールではないと思っています。
親には親の暮らし方があり、子どもには子どもの心配がある。
どちらかを押し通すのではなく、
「この人だったら、どうしたら続けられるだろう」
と考えてみる。
一度で全部終わらなくてもいい。
少し話ができた。
一か所だけ一緒にできた。
「また今度やろう」と言えた。
それだって、実家の片付けの一歩なのだと思います。
100人いたら、100通り。
片付け方だけではなく、始め方も100通り。
今、セミナー資料を作りながら、 そんなことを改めて考えています。
<こちらも読まれています>
『100人いたら、100通り。』
https://mbp-japan.com/gunma/kuratoto/column/5236244/
『「違うよ」と言わなくて済むように。高齢の親のゴミ分別を仕組みで支える』
https://mbp-japan.com/gunma/kuratoto/column/5236016/
『「誰に頼めばいい?」の、その先も。』
https://mbp-japan.com/gunma/kuratoto/column/5235355/






